
2024
農林水産大臣賞
2024年12月農林水産大臣賞受賞
芦別の米が海外で絶賛!芦別産ブランドを海外へ

・シンガポール
・香港
・アメリカ


・玄米・ななつぼし・ゆめぴりか
取組内容
■芦別市中心に生産する「ななつぼし」と「ゆめぴりか」の玄米を輸出。輸出事業者と連携し、現地のニーズや状況を生産者へ提供。行政団体とも情報共有し、産地を育成。GFPにも参画。
■国の登録検査機関(もみ、玄米)となり、輸出玄米は農家生産者毎に検査。農家毎に検査することで、「美味しいお米作り」に対する生産者の意識向上につながり、「北海道芦別産」をブランドとして届けている 。
■戦略的輸出基地指定を受け、地域の農家へ参加を呼びかけ、輸出に取り組む農家を増やし、ロットを確保。(設立時3人→2024年24人へ)。参加希望の農家には、生産調整による輸出取組みへの支援、効率化策等の技術支援を行い、輸出参加のハードルを下げている。

株式会社芦別RICEの取り組み
農家直営×輸出への挑戦

「北海道芦別産のお米を、世界の食卓へ届けます」
人口減少が進む日本での「米余り」「米離れ」への不安…
それでも、「芦別で米を作りたい」との断ち切れない思い。
平成28年、たった3軒の農家で「株式会社芦別RICE」を立ち上げたときには、目の前に問題が山積みでした。
「日本食ブームの追い風を受け、芦別産米を世界に届ける」というビジョンだけはありましたが、輸出には一定のロット確保が必要なのに、近隣の生産者の理解がなかなか進まない…。
私たちが、生産性向上への取り組みと並行して行ったのが、「意識改革」。
地域の仲間と輸出先の現地飲食店を訪問しました。
芦別の「ななつぼし」・「ゆめぴりか」が、「おいしい!」と絶賛されているのを目にして、次々と参加してくれることに。
2024年には、参加農家は24人、輸出用農地は228haに拡大し、(公財)食流機構の農林水産大臣賞を受賞しました。

現地の料理人から絶賛の声!

ドローンによる農薬散布で効率化

生産者ごとに検査し出荷

名前入りの袋で届けるので「指名買い」も!
